極 楽 寺 坂 (切 通 し) ( gokurakuji-saka-kiridooshi )の石碑文の説明


☆ 極楽寺坂(切通し)の石碑文はこの様に語り伝えております。・・・

  此の地は、昔は山々の尾根が重なっていた所であったが、極楽寺の開山である 忍性菩薩(1217〜1303年)が、
  山の岩肌を荒削りで切り開いて一本の道路を開盤したと言われています。

   元弘三年(1333年)5月、新田義貞が鎌倉討ち入りの際、 大館次郎宗氏、江田三郎行義が新田軍の大将として
  此の便路に向かい、一方  大仏陸奥守貞直は、北条軍の大将として、此の地を防御して、
  お互いに戦闘した処であった。

           昭和七年三月 建
                                      鎌 倉 町 青 年 団