建長寺の建物
創建当初は、宋の径山万寿寺の伽藍を写した禅宗伽藍(七堂伽藍)で建立されていた。
総門・三門・仏殿・法堂・方丈が一直線上に並び、山門から回廊が仏殿につなかってた。
- 『 総門 』…関東大震災で倒壊した総門は、、昭和18年(年)、京都般若三味院ょり移築・再建した。(国重要文化財)
- 『 山門 』…二層の山門(三解脱門)は、江戸時代に再建した。楼上に五百羅漢がある。(国重要文化財)
- 『 仏殿 』…江戸時代の様式の仏殿は、正保4年(1647年)、芝の増上寺より移す。(国重要文化財)
- 『 法堂 』…関東一の規模を誇る法堂は、江戸時代に再建した。(国重要文化財)
- 『 唐門 』…唐門は、□□に再建した。(国重要文化財)
建長寺の庭園
方丈(龍王殿)の背後の「□碧池庭園」と回春院の「大覚池庭園」がある。
- 『 心 字 池 (□碧池) 庭 園 』…
- 現在の庭園は、園内に建つ1692年の銅碑の記述から寛永年間(1624〜1644年)に三代将軍 家光による境内の修復の際、
- 同時に修復されたものという。
- 『最岳和尚遺稿』の1641年の条に「方丈再建慶讃」とあることから、「聴松軒」の方丈もこの年に再建され
- 今日の庭園の姿に整備されたものとみられる。
- … 方丈から見た景観 … 左右から池の中央に岬が延び、池に鶴島と亀島が配置され、橋が架けられている。
- 「心」の文字が池の形に表わしているが、文字の形に池を造るのではなく、禅の修業にもちいる心を映し出す鏡としての池を
- 意味すると云われている。
- 東北の山畔に枯滝が石組され、北の山畔に蓬莱石組が施されている。
- 平成16年(2004年)に庭園は大改修が行われた。
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心 字 池 平成19年10月19日撮影 |
心 字 池 平成21年10月29日撮影 |
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