「源氏山」は初め「武庫山」と言いました。 また 亀ケ谷の中央にある景勝な地である所から「亀谷山」とも呼ばれていた。 源 頼義 、 義家 父子が奥州征伐の時に、此の山に源氏の旗を立てたことから、 或るいは「旗立山」とも名付けられている。 山の麓の寿福寺境内付近には、古くから 源 氏 代々 の邸宅があった地とも言われている。 『源氏山』の名称はこのことに起因すると考えられている。 旗竿を建立したと言われている場所は、現在も残っている。 昭和三年三月 建之 鎌 倉 町 青 年 団 |
「武庫山」 ・・・ 《詞林采葉抄》による
「亀谷山」 ・・・ ⇒ 《「吾妻鏡」の条 参照》
「旗立山」」(または「御旗山) ・・・ 《鎌倉名所記》等による
源氏代々の邸宅跡