楞厳山 蓮華院 妙法寺 と号し、日蓮宗もと本国寺の末寺で、開山;日蓮大聖人、中興開山;五世日叡。 本尊は、釈迦三尊。 もと此の地にあった本国寺は、貞和元年(1345年)三祖日静の時に京都に移ったが、 正平十二年(1357年) 日静 の 弟子 日叡が本国寺の跡にこの寺を創建した。 日叡というのは、護 良 親 王 の 遺 児 楞 厳 丸 のことで、父の悲壮な最期を悲しみ、ここに妙法寺を建て菩提を弔った、 そのため山号を楞厳山とした。 古くは、七堂伽藍が備わっていたが、今は、法華堂・楼門・仁王門・客殿を残すだけ。 |
山号を妙法華経山、寺号を 安国論寺寺 と号す。 日蓮宗もと妙本寺の末寺で、開山;日蓮大聖人、。 本尊は、日蓮大聖人。 祖師堂・御小庵・日朗荼毘所・南面窟 などがある。
|
石井山 長勝寺 と号し、日蓮宗京都本国寺の旧地とにっている。開山;日蓮大聖人、開基;石井長勝 (石野瑛氏は) 開山;日朗 としている。 この地は、石井勝五郎長勝の旧館地で、建長五年(1253年)、日蓮が鎌倉入りした時この長勝の邸の近くに 草庵を造り、後に長勝帰依しして、堂舎を営み後一寺をなした。 石井長勝は、その後入信して、 日隆(または日際)となつた。 日隆は正安元年(1299年)9月寂ている。 ・ 石 ノ 井 (銚子の井)… 石井長勝邸内の井戸で在ったらしい。 鎌倉十井の一、現在は民家の露地にある。 ・ 日蓮乞水 … 建長5年8月、日蓮が安房から名越坂を越え、鎌倉に入った時、夏の暑さで咽喉が渇き、 |