桑ケ谷療養所跡(kuwagaya-ryooyojou-ato)の歴史

桑ケ谷療養所跡 の歴史

  1. 弘安十年(1287年)


  2. 「鎌倉桑ケ谷」に良観房忍性(71歳)により、療病所(施薬院)は設けられました。


      忍性菩薩は36歳で奈良より関東に下られ、常陸国三村寺に10年間住それた後、多宝寺を経て鎌倉・極楽寺に

      入寺されました。

      極楽寺は当初浄土教の寺院として、北條重時が建立されましたが、重時亡き後、息子である長時・業時の二方に

      より伽藍の造営が進められ、忍性が入寺されてより律院として充実していきました。

      中心部の七堂伽藍の外側には、施薬院・療病院・悲田院・敬田院・の四箇院を建てて救済に努められました。

       極楽寺坂切通しも忍性が拓かれたと伝えられています。



  3. 極楽寺の変遷


  4.  極楽寺の寺境内の変遷「極楽寺境内絵図の解説」を参照して下さい。